アミノ酸が多く含まれているのはどのような食品か?

アミノ酸と一言でいっても、大きく分けて人間の体の中で作ることができない「必須アミノ酸」と作ることができる「非必須アミノ酸」の2つがあります。アミノ酸が主に含まれているのは肉類や魚介類、乳製品、豆類、卵などですが、まずはそれぞれの種類ごとにアミノ酸が含まれる食品について紹介します。

アミノ酸を多く含む食品とは

アミノ酸は以下のような食品に多く含まれています。

種類食品
肉類・豚肉
・鶏肉
・牛肉
・ベーコン など
魚介類・あじ
・まぐろ
・さけ など
卵、乳製品・卵
・牛乳
・チーズ など
豆類・納豆
・豆腐(木綿) など

上記の食品はあくまでも一例です。しかし、これらの食品に共通しているのは、いずれもタンパク質を豊富に含んでいる食品だということです。タンパク質はアミノ酸を主要な成分とするため、タンパク質を多く含む食品はアミノ酸が多く含まれているということになります。一方で、例えばご飯やパン、野菜や果物などは上記の食品と比べるとタンパク質は多くないため、アミノ酸は少なくなります。

必須アミノ酸は体内での生成ができない、もしくは量が極めて少ないものなので、これらの食品を通して上手に摂取していく必要があります。一方の非必須アミノ酸は体内での生成が可能ですが、裏返せば人間にとって重要だからこそ体内生成が可能と考えることもできます。こちらも必須アミノ酸と合わせて摂取していくようにしましょう。